バイナンス(BINANCE)のコンバートと現物買いの違い

バイナンス(BINANCE)

バイナンスには2種類の仮想通貨の買い方があります。コンバート現物買いです。

 

どちらも購入したいコインを現物保有できるという点は共通です。

ではなぜ2種類の購入方法があるのか?

本投稿ではバイナンスのコンバートと現物買いの違いについて記載します。

 

バイナンス(BINANCE)のコンバートと現物買いの違い

現物は入手するコインによっては2回取引が必要

◆現物は2回の取引が必要な場合がある例

目的:XRP(リップル)をMATIC(ポリゴン)に交換したい

問題:バイナンスの「現物」にはMATIC/XRP(ポリゴン/リップル)というペアがない

↓↓

コンバートの場合:XRPをMATICに直接交換可能

現物の場合:①XRP/USDTを売却してXRPをUSDTに交換し、②MATIC/USDTを購入してUSDTをMATICに交換、2回取引が必要

関連記事:「バイナンス(BINANCE)で仮想通貨を購入する方法

 

このように、現物は、入手するコインによっては2回の取引が必要です。一方、コンバートは1ステップで目的のコインを入手できます。「現物は少し面倒だな。」と思った人も多いのではないでしょうか。

 

コンバートは取引手数料が現物よりも高い

コンバートは現物よりも取引手数料が高いです。

実際の画像を添付して説明します。

 

コンバートでXRPをMATICに交換している画像と、現物の②XRP/USDTと③MATIC/USDTのレート

以下の画像はコンバートでXRPをMATICに交換している際のスクリーンショットと、現物の②XRP/USDTと③MATIC/USDTのレートです。

  1. 画像のオレンジの下線コンバートの画面
  2. 画像の緑枠XRP/USDTのレート
  3. 画像の赤枠MATIC/USDTのレート

 

画像の数値をまとめると以下のようになります。

 

買い方内容
コンバート180XRP=76.63174545MATIC
現物1MATIC=0.8971USDT
現物1XRP=0.3829USDT

※現物買いの「内容」列に記載の数値がわかりにくい場合:1USDT=1ドル。1ドル=140円なら、1XRP=0.3829USDT≒53.6円、1MATIC=0.8971USDT≒125.6円

 

1XRP(1リップル)= ??MATIC(ポリゴン)になるか計算してコンバートと現物買いを比較します。

 

買い方内容計算値
コンバート1XRP=76.63174545÷180MATIC1 XRP = 0.425731919 MATIC
現物1MATIC=0.8971USDT1 XRP = 0.426819753 MATIC
現物1XRP=0.3829USDT※0.426・・=0.3829÷0.8971

 

コンバートの場合

180 XRP = 76.6317454 MATIC

1 XRP = 0.425731919 MATIC (76.6317454÷180)

 

現物の場合

0.3829 XRP/USDT

0.8971 MATIC/USDT

1 XRP = 0.3829 USDT

1 MATIC = 0.8971 USDT

1 XRP = 426819753 MATIC (0.3829÷0.8971)

 

1XRPの交換レートに差があるか計算(「コンバート÷現物」)

コンバート(0.425731919 MATIC ) ÷ 現物(0.426819753 MATIC) = 0.997451304 ≒ 99.745%

 

コンバートのほう2.55%だけ交換される量がが少ないという計算結果です。

このときの1 MATICの価格が125.38円だったので

画像出展:CoinMarketCap

 

  • コンバート: 0.425731919 MATIC = 53.39103996 JPY
  • 現物: 0.426819753 MATIC = 53.52746522 JPY

 

MATICMATIC/円
0.425731919125.3853.378268
0.426819753125.3853.51466063

 

180XRPを交換しようとしたので、180XRPを日本円換算すると表のようになります。

 

JPY枚数日本円換算
53.3782681809608.088241
53.514660631809632.638914

 

9632.638914円 - 9608.088241円 ≒ 24円

 

180XRPを交換する場合、コンバートは現物に比べて約24円損することになります。

※2022年11月検証時の結果です。

 

取引手数料はコンバートのほうが高いがわずかな差

 

コンバートは現物よりも手数料でやや損をすることがわかりました。

しかし、1万円くらいの価値のリップルを交換したときの手数料差は24円でした。

10万円分のリップルなら約240円、100万円分のリップルなら約2400円です。

 

価値観にもよると思うのですが、「手数料がこの程度なら、コンバートのほうが便利だから多少のロスは許容して便利さを取りたい!」、と考える人も多いのではないかと思います。

 

現物買いはコインによっては2回の取引が必要で、2回取引している間にもレートは変動します。変動する方向によっては得することもありますが、損することもあります。この程度の損ならば、楽な購入方法であるコンバートを利用してもいいと、個人的には思います。

 

さいごに

 

本投稿ではバイナンス(BINANCE)の現物とコンバートの違いについて記載しましたがいかがだったでしょうか。

 

現物とコンバートの違いは、①コインによっては現物は2回の取引が必要であること②コンバートは現物よりも手数料が高いこと、でした。

 

コンバートは便利な点の手数料がやや割高になりますが、2022年11月時点では、現物との手数料差は許容範囲であると思います。コンバートは便利なので、現物で2回取引するのは面倒だな・・、と思う場合はコンバートを利用してもいいのではないでしょうか。

 

バイナンスで仮想通貨の取引を行うためには国内取引所からビットコインなどを送金する必要があります。国内取引所の口座を持っていない方は、取引所スコアが日本No.1(参照:CoinMarketCap)で、仮想通貨取引高が大きく口座開設者数も多いコインチェックをおすすめします。

 

画像出展:PR TIMES

 

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